2008年05月29日
という論調がある。
一部政治家など、偉い先生方も言う
ぐらいらしい。
でも、ネットワークビジネスはそもそも
必要なのだろうか?
ネットワークビジネスやっている
人に聞くと、
・人々に夢を与えるから必要。
・本当に良いものを伝えるには
このシステムが一番。
・雇用が生まれる。
といった意見が聞ける。
でも、このビジネスでなければ
夢がかなわないというのはちょっと
寂しい話である。
本当に夢として考えているのであれば
それを達成する方法はいくらでもある。
次に、良いものを伝えるシステムとの
ことだが、多少の優位性はあるものの
必要不可欠というわけでもないと思う。
テレビショッピングなど良いものを
伝える手段は数多くある。
逆に見えないところでのデマトーク
など弊害も多い。
次に、雇用が生まれるというのもピンと来ない。
基本的にはビジネスしている人でさえ、ほんの
一部の富裕層、少しの中間層、そしてほとんどが
儲からない人という形で分かれる。
今の社会よりも貧富の差が激しい構造である。
しかも今のシステムよりも消費者に伝わるまでに
不必要なコストがかからず効率が良いと謳って
いるわけだからこのシステムが本当に世の中を
支配していけば全体的な雇用数(コスト)は減るし、
貧富の差が激しくなるしで、いびつな世の中が
できあがると推測する。
結局のところ、私個人の意見としては必要不可欠な
システムではなく、一部の商品については使っても
良いというレベルに考えている。
要するに日本を救うといった論調には
あまり肯定的ではない。
私が一番肯定的にとらえているのは、ネットワーク
ビジネスをしている人は平均的にネットワーク
ビジネスしていない人よりも情報を取って(勉強し)、
考えるということに敏感になっていることである。
今の政治は良いのか?
日本は今後、大丈夫なのか?
地震などの被害があった時にどうすれば良いのか?
新型インフルエンザなどの問題にはどのように
対処すべきなのか?
などなど、現時点で考えるべき事項が山のようにある。
でも平和ボケしている日本人にはそのようなことは
関係無さそう。
50%以下しか選挙に行かないような国なのである。
そりゃ良い方向に向かうはずもない。
今に大変なことになるであろう。
そういうことをある程度真剣に考えているのが
ネットワークビジネスや宗教関係の人に多いように
思う。
そういう意味でネットワークビジネスは日本を
救う要素になるかもしれない。
もし、あなたがネットワークビジネスに取り組む
ならば最低限、選挙には行くようにして欲しいし、
まわりの人間には選挙に行くように伝えて欲しいし、
今後の日本について考えて欲しいと思う。
そういう地道な活動がネットワークビジネス
している人達全体の地位向上に繋がると思う。
(現在は一般的に嫌がられている職業です)
このビジネスそのものではなく、そこに参加する
人間の意識そのものが、日本を救う可能性がある
と私は考えています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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この記事へのコメント
記事を拝見しました。
一部政治家がMLMを推進していたお話など懐かしい。
要約すると、NB従事者ほど、国の問題に関心があり、勉強熱心である。との主張ですが
それについては疑問があります
まず第一に、NBの勧誘に対し、政府を批判し、自分たちのビジネスを正当化する。環境の危機を煽り、自社の商品を正当化するなど、社会問題はNB従業者にとってセールストークになっているという現状があります。
第二に、NB従業者としてまず勉強しなければならないのは、自分や自社が取り扱う商品についての知識や法律関係でのはずです。
管理人さんが言うような勉強熱心な方が多ければ、消費者センターもずいぶん仕事が楽になることでしょう。
そして、処分を受ける会社、その会社の商品を扱うということはないはずです。
それでも不勉強な方が存在するのも、不勉強な勧誘が存在するのも、そのような勧誘方法を会社側が黙認、あるいは奨励されているからだと推測できます。
第三に、NBや宗教法人、カルトもそうですが、社会不安や人の善意につけこみ、嘘と本当を巧妙に織り交ぜて勧誘を行う例が多々あります。
こうした場合善良な人ほど勧誘にかかりやすく、また良団体と、悪団体を見分けることも非常に困難です。
そのよな性質を持つものであれば
NBや宗教法人に関わる人ほどよく勉強し、国家について関心があるというのは根拠に乏しいと思われます。