インターラッシュ(INTERUSH)
2014年04月13日
「会費を払い続ければ、株式上場した際に配当金を約束する」という話を聞いて参加した人が、騙されたということで米連邦地裁に裁判を起こしているらしいです。
ここで問題なのは日本人の会員(ディストリビューター)に薦められて日本で参加したにも関わらず、裁判はアメリカだということ。
要するに、「日本法人が無ければ、騙されても日本では何もできない」ということのようです。
そして、会社は日本にいる会員が勝手に話を作ったことで会社側は知らないと逃げようとしているらしい。
ならば、その会員を相手に裁判を起こせば良いのか?というと、それも難しいのでしょう(お金はインターラッシュ本社に出しているから)。
人を騙して、それによって儲けてのうのうと生活している日本人に対してはかなり腹立たしいところですが、日本の法律ではどうにもならないらしい。しかも今もインターラッシュの活動を続けているみたいでびっくりです。
ここから分かることは日本法人の無い会社だと、解約返金などはほぼ無理ということです。当たり前ですがクーリングオフなども適用されません。
たとえ、アップから騙されたとしても、アップに対して日本の裁判で争うことも難しいと思われます。
現在、日本法人がない会社のネットワークビジネスをしている方も多くおられると思いますが、、、かなりのリスクがあることを理解してもらいたいと思います。
一般的には詐欺と思われるような案件でも手も足も出ない可能性が高いです。
以下、記事全文を紹介します。
香港で摘発された「ネット企業」が、日本ではセーフな理由(Business Media 誠 2月18日(火)11時31分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140218-00000022-zdn_mkt-int
<記事ここから>
窪田順生の時事日想:
経営セミナーなんかでよく言われることだが、世の中には2つのビジネスモデルをかけ合わせたものがわりとよくヒットするんだとか。
例えば、「ペットビジネス」と「旅行ビジネス」をかけ合わせて、「ペットと一緒に楽しめるツアー」とか、「愛犬と泊まれる宿」だとか。既存のビジネスにまったく異なるものをかけ合わせ、新たな「価値」を創造する、というわけだ。
ただ、なんでもかけ合わせればいいというものではない。むしろ、なかには「それとそれをかけ合わせたらちょっと……」というものも多い。2013年、『フライデー』などが報じたネット関連企業「インターラッシュ」(本社・カリフォルニア州)なんかはそれにあたるかもしれない。
「インターラッシュ」とはネットコンテンツ提供企業で、会員はコンテンツ利用料を払う。そこまでならばよくあるビジネスモデルだが、同社の特徴は「統括責任者」などの幹部メンバーらがこんなうたい文句で会費集めをしていたことにある。
「会費を払い続ければ、株式上場した際に配当金を約束する」
近いうちに「ヤフー」みたいになりますよ、というのだ。この手の話に「未公開株」が出てくるのはよくある話、と思うかもしれないが、「インターラッシュ」が斬新なのは、そこに別のビジネスモデルを組み合わせたことにある。以下は限定の会員に配布された資料にある文言だ。
他の物販ネットワーク・ビジネスで1億円稼ごうと思えば数千人の組織を作らなければ不可能・・・ムリ!
↓
インターラッシュで1000ドルクリアなら、たった約32人で1億円を得られる可能性が!だから凄い!
●日本にオフィスがない
もうお分かりだろう。ネズ……いや、マルチレベルマーケティング(MLM)の手法を応用しているのだ。つまり、「未公開株」と「マルチ」をかけ合わせたのだ。
といっても、もちろん他のMLM同様、このようなセールストークは企業としてオフィシャルなものではない。あくまで「ディストリビューター」が独断で行った、ということになっている。
だが、大金を注ぎ込んだ者からすれば納得いかない。現在20数名の元会員らが上場をエサにカネをダマしとられたと会社と経営陣らを米連邦地裁に訴えており、その請求額は200万ドル(約1億8500万円)にものぼる。
ここで「おや?」と思う方も多いだろう。訴えるのはいいけれどなんで米国なのと。
実はこの「インターラッシュ」は日本に拠点がない。日本語のWebサイトがあり、「急成長を続ける日本、台湾、香港の各市場のITアプリケーション分野において、アフィリエイト組織を通した事業に力を入れています」(公式Webサイト)というわりに日本にはオフィスすらない。
もちろん、企業にはいろいろな事情があるので深く詮索はしないが、もし意図的に国内で法人登記していないとしたら、なかなかよく考えている。
日本の捜査機関というものは、国内に拠点をもたない者たちには“無力”だからだ。
分かりやすいのが、フィリピンで第二の人生を送ろうという定年退職をした方たちをカモに、介護スタッフ付きの別荘が手に入りますよとダマして数千万を巻き上げた「ロングステイ詐欺」である。
老後資金がパーになるなど悲惨な話もあり新聞やテレビはこの詐欺事件を大きく報じたが、実はこの詐欺で多くのシニアをダマしたとして刑事告訴されたX氏は罪に問われることもなく、被害者に謝罪もせずに東京郊外で穏やかな毎日を過ごしている。昨年末に「公訴時効」を迎えたからだ。
●詐欺の“ネタ”と“舞台装置”
被害者も加害者も日本人同士なのだから、司法手続きもサクサク進みそうだと思うかもしれないが、そうではない。X氏はフィリピンで会社を設立し、地元の大手デベロッパーも巻き込んだ仕掛けをつくっている。つまり、詐欺の“ネタ”と“舞台装置”はフィリピンなのだ。
こうなると日本の検察はまず腰がひける。たたでさえ、詐欺や横領は手間がかかるので敬遠するところを、海外の証人を連れてきて公判を維持するなど面倒くさくてやってられないからだ。
2013年11月、香港の「インターラッシュ」が摘発されて5人の逮捕者が出たが、今のところ日本では話題にものぼらない。
検事が食わないネタは、警察も手を出さない。警察が動かないものは、マスコミも報じない。マスコミが騒がなければ、被害の声は埋もれる。
こういう“仕組み”に目をつける連中がいる。これからの裏ビジネスにかけ合わされるのは、「オフショア」なのかもしれない。
[窪田順生,Business Media 誠]
<記事ここまで>
2013年03月26日
「<海外投資話>米ネット会社を提訴 連邦地裁に日本人13人」、インターラッシュの件について
http://mlm.ldblog.jp/archives/51837986.html
この会社のトップ会員の1人と思われる北村圭司氏がブログ休止宣言しました。ブログの中では「還暦を前に一度閉鎖しようと思っていたので、、、」と意味不明な理由を書いていますので急な閉鎖と考えるのが自然かもしれません。これはご想像にお任せします。
あと、3月17日の記事を見ると「昨日の大阪セミナーを持って、『マーティー全国縦断セミナー』は、終了しました。」とあります。セミナーも終わるのでしょうか?
その前に仙台では500名もの参加があったらしいのですが、、、。うーん?
そして、最終のブログを見ていただければと思いますが、びっくりな内容で終わっています(ブログ自体が無くなる可能性も否定できないのでチェックしたい人は早めにどうぞ)。
見ていただければ分かりますが、、、。
「今に見とれ−ネットワークビジネスを利用した男」という本の案内。
最後の記事を見て、あなたはどのように感じたでしょうか?
私は、、、。(ご想像にお任せしますが、最初は告発本かと思ったのだ)
<休止になったブログ>
今に見とれ
http://www.webrush.net/takokeiji-2
その他参考:
インターラッシュ(INTERUSH)
http://www.interush.com/jp/
インターラッシュポータル(INTERUSH PORTAL)
http://interush.net/
インターラッシュアフィリエイトプログラムのお知らせ(会員が作った勧誘サイト?)
http://interushbiz.web.fc2.com/
<以下、アンチ情報>
interush@wiki
http://blog.livedoor.jp/interush_wiki/
Interush 会員Yさんへのレス(てくてく糸巻き)
http://blog.ptlabo.net/index.php?id=08060046
【詐欺】インターラッシュそ8【訴訟中】(2ちゃんまとめサイト)
http://mlm2.ldblog.jp/archives/26050195.html
注記:上記interush@wikiの中で、訴訟詐欺があると書いてありました。「訴訟のためのお金を集める」という類の話には注意してください