2011年06月
2011年06月29日
東京の化粧品会社が、一時、商品が無いのに会員
募集活動を展開していたとのことです。
商品は後から届くので、とにかく組織作りしましょう!
立ち上げの今がビジネスチャンス!なんてことに
なっていたものと想像します。
(会社は売り上げが確定するまでは商品発注を
止めていたのかもしれません)
商品の良し悪しも分からずにビジネス展開なんて、
本当に困ったものです。会社も悪いですが、やはり
この業界自体がまだまだ未成熟であると感じます。
要するにマルチ商法に関わる人間のレベルが低い
ということです。
また、立ち上げ屋がまだまだ多く、そういう人達が
幅を利かせているので、そういう人を締め出すような
雰囲気がもっと出てきて欲しい。
(恐らく、かなり違法な勧誘もしていると思うので
毎日新聞にも、その辺りの調査を頑張って欲しい)
ちなみに近畿圏での活動をしていたとのことですが
自分は聞いたことない会社。
(最近、情報に疎い自分でございます)
で、会員4000人で月売り上げ2億?
一人平均5万円購入って、ほんまかいな。。。嘘っぽい。
でも、本当ならば凄いかも。
(もしかしたら本当に凄い商品?)
そうそう、マルチ商法関係詳しい人に聞いたところ、
最近再び、マルチ商法を展開する会社の立ち上げが
増えているらしい。
正しい方向で進めて欲しいものです。以下、記事全文。
(毎日新聞 6月27日(月))
会員制の化粧品販売会社「グラシアス」(東京都中央区)
が昨年9月の設立直後の約1カ月間、商品が未完成
にもかかわらず会員登録を募り、勧誘した会員に報酬を
支払っていたことが毎日新聞の取材で分かった。複数の
元会員によると、この間だけで全国数百人から数千万円
を集めたという。法律が禁じた「ねずみ講」に類似している
上、今年に入ってからも法定書面を交付しないなど、違法
な勧誘をしていた可能性があるとして、経済産業省近畿
経済産業局が調査に乗り出した。
グ社は、関東や近畿、四国などで会員を募り勧誘した
新規会員の数や購入実績に応じて報酬を支払う「マルチ
商法」を展開している。
複数の元会員らによると、グ社幹部らは昨年10月、
別の業者の会員らに「今なら高収入が得られる」などと
話し、グ社に移るよう持ち掛けた。移った会員の中には
最高約28万円の登録費用を負担したケースもあった。
当時、商品である化粧品の内容は一部決まっておらず、
パンフレットもなかったが、グ社は会員に知人らを勧誘
させる形で組織を拡大。11月25日には、紹介者数など
に応じて会員に報酬を支払い、このうち四国地方の女性
(37)は、約40人を紹介した形で約22万円を報酬として
得ていた。商品が会員の手元に届いたのは昨年12月
中旬以降だった。
無限連鎖講防止法は、商品を介さずに金銭配当する
「ねずみ講」を禁止しており、元会員らは「商品はなく、
ペーパー1枚で勧誘を繰り返した」と証言している。また、
当時、特定商取引法で交付が義務づけられる同社の
「概要書面」は、会社の電話番号が空白だったり、複写式
ではないなど、法定要件を満たしていなかった。
関係者によると、グ社は今年5月時点で会員が
約4000人、売り上げは月約2億円に上ると説明している
という。【藤田剛】
<マルチ商法>商品未完成で会員募集 東京の化粧品販売会社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000039-mai-soci
2011年06月23日
記事というわけでもないのですがちょっと
気になったので引用。
記事を見ていただいたら分かりますが
マルチ商法(ネットワークビジネス)は
催眠商法と同列に扱われています。
一般の人はこの記事見ても何の違和感も
ないことでしょう。
すなわち、これがマルチ商法の一般的な
認識なのです。
「聞けば分かるのに聞こうともしないなんて
ひどい」なんてことを言う人もいますが、
それは普通の対応で当たり前。
白い目で見られるのも当たり前。
相応の覚悟でやる必要があるビジネス
ということですね。
以下、記事全文。
(産経新聞 6月23日(木))
悪質な商法から消費者を守る活動を展開
している伊賀市社会福祉協議会が、内閣府
特命担当大臣表彰を受けた。市民ぐるみで
取り組む「いが悪徳バスターズ」の活躍などが
評価されたもので、同社協の福寿勇会長らは
「今後も取り組みを強化し、市民の財産を
守りたい」と受賞を喜んでいる。
同社協は平成16年度末、組織を上げて悪質
な商法に立ち向かうことを決め、消費者相談など
の事業を始めた。当時は商品を高額で売りつける
催眠商法やマルチ商法などが横行しており、
同社協は消費者にクーリングオフの助言などを
行ってきた。
一方、賢い消費者となるための市民向けの養成
講座を18年度に開催。19年から市民グループ
「いが悪徳バスターズ」を結成し、講座を修了した
メンバーが市内での催眠商法などの動きを
キャッチし、市民が不本意な勧誘を受けないよう
注意喚起するなどの活動を展開している。さらに、
メンバーが啓発劇を通じて悪質な手口を明らかに
するなどの活動に取り組んでいる。
また、同社協が撃退ステッカーやプレートを市内
各戸に配布し、玄関先に張ることで業者をけん制
したり、ブログで消費者の相談や対応などを紹介
したりしている。
こうした多角的な予防策によって、消費者からの
相談は平成18年度は被害額にして約8500万円
にのぼったが、2年後の20年度には500万円台
にまで減少したという。
悪質な商法から消費者保護 伊賀市社協に大臣表彰 三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110623-00000036-san-l24
2011年06月19日
ご了承下さい>
震災は残念なことでしたが、自分にとっては
大きな転機になりました。
募金を自主的にしたのが初めてならば、
交流会をチャリティー形式にしたのも初めて。
募金とかなんだかすごく恥ずかしいのです。
「いいことしている」みたいな自分が。
でも、今回の震災は自分が「恥ずかしいとか
言っている場合ではない。本当に東北は大変」
という衝動に駆られてほぼ毎日、どこかで募金
しています。
現実に恥ずかしいのですが、毎日募金箱に
お金を入れて感謝しています。
(感謝している理由は後述)
とにかく、日本と言う国の素晴らしさを実感しました。
これが本当に自分にとっては嬉しかった。
震災という大変なことがあってもほとんどの人が
礼儀正しく、外国からも賞賛されています。
現地を主催した人に対して、自分の方が大変なの
にも関わらず、「わざわざ来ていただいてありがとう。
大変ですね」と声をかける姿もありました。
本当に東北の人達、そして日本人は凄い。
それ以外にも素晴らしい話がたくさんあります。
私は日本人であることが嬉しく誇りに思いました。
それを教えてくれたということで毎日感謝して
募金活動を続けています。
でも、不思議なのが、菅首相。
まずい対応で福島原発の問題を大きくした
可能性があります。
これは仕方ないとしても、
4月中には震災復興のために閣議決定すべきと
言われていた2次補正予算をずるずると先延ばし。
しかも自分の延命のために、震災対応(予算決定)
をせず、国会を延長しないと言う始末(今は延命が
ある程度確定したので逆に延長すると言っている)。
あまりにも酷いので民主党からも文句が出て、
辞めさせるという動きが出たら嘘を付いてまで
延命を図り、僚友鳩山前首相にに対してペテン師と
まで言われる。
全てが自分勝手。自分のわがままで人に迷惑を
かけている。
そして、今、自分のためだけに、
「『菅の顔を見たくない』という人も国会
にはいる。それならこの法案を通した方がいい」
などと言い放つ。
やっぱりちょっとおかしいよ。
これが政治家の言動か?
(というか首相なのだけど)
個人的には最低の人間だと思う。
この良き日本における最大の不幸ではないかと。
でも、それが分かったのが不幸中の幸いかも。
菅首相とその取り巻きが自分のことしか考えて
いない人達だということが分かりました。
何も無かったら、水面下で日本をどん底に
陥れる政策が進行していたのかもしれません。
(外国人参政権とか、話が出てくるだけで
訳分からんのですが。自衛隊についても
解体すべきとか暴力装置だとののしっていた
のに、震災では自衛隊を誇りに思うなんて
言っているのだから矛盾しすぎ)
そして、子供手当てや高速道路無料化。
今回、震災によって財源が無いからということで
辞めたり縮小化する。
でも、もともと財源は無かったに等しかった。
国債を増発して実現したのは記憶に新しい。
(それでもお金が足りないので子供手当ては半分)
するとこれらの政策によって経済効果があったか
どうかが問題になってくる。
経済効果があったのなら、それによる税収増で
出費を賄えるからです。
逆に経済効果がなかったのなら「間違っていた
政策」ということで辞めるべきだし、経済効果が
あるのであれば、国債を発行してでも続ける
必要がある。
あれだけ「日本の経済のために高速道路無料化」と
叫んでいたというのに、経済効果があったのかどうか
何ら説明が無いのはどういうことか?
(実験という名前だったら、その結果を示すのは
当然だと思うが)
これらの政策を辞めて、経済が落ち込んだら税収が
落ちて国の予算は更に無くなる、もちろん国民の
生活が大変になる。
これでは最悪です。
よって、政策ごとに経済効果をしっかりと把握し、
必要なものは続ける、不要なものは辞めるという
説明が必要。
何の議論も説明も無く、思いつきでやったり
止めたりするのはあまりにもレベルが低い。
「震災で財源確保しなければいけないから
子供手当て縮小」
「震災で財源確保しなければいけないから
高速道路無料化停止」
「震災で財源確保しなければいけないから
消費税増」
なんて分かりやすいようで、何も考えて
いないに等しい。
それぞれの政策による経済効果を算出し、
予想できる今後の影響を説明するのは
最低限の話だろう。
素人レベルで始めたり辞めたりしては
いけない。
もう少し考えているところを見せて欲しいものだ。
とりあえず菅首相には辞めてもらって早急に
政治家全員で震災復興を頑張って欲しいと
個人的には思います。
2011年06月15日
フレパー社は仮想空間エクシングワールドを
実際には作っていなかったようです。
千代田区の会社になる投げ。しかも費用は
一部しか充当していなかった。
説明では、「フレパー社は開発力があるので
絶対に実現できる」なんて言っていましたが
丸投げでは全く話になりません。
となると開発の意思が無いということで
詐欺容疑での立件の可能性もあるかも。
今後も目が離せないです。
以下、記事全文。
(毎日新聞 6月14日(火)22時27分配信)
インターネット上の仮想都市への投資話で会員を
集めた「ビズインターナショナル」(さいたま市
大宮区)を巡る事件で、14日逮捕された取引
会社社長、宮之内誠人容疑者(53)らが、仮想
都市開発費としてビズ社から受け取った二十
数億円のうち数億円しか開発費に充てていなかった
ことが、捜査関係者の話で分かった。埼玉県警は、
資金の流れの捜査を進めると共に、宮之内容疑者
やビズ社に開発を実現する意思があったか調べている。
宮之内容疑者は、無登録で、仮想都市関連の
ファンドへの出資を募ったとする金融商品取引法
違反容疑で14日逮捕された。
ビズ社は「新会員獲得でボーナスがもらえる」などと
マルチ商法の手口で全国の約2万6000人から100
億円を集めたとされる。同社と宮之内容疑者の説明
によると、この100億円のうち、会員勧誘報酬などを
差し引いた二十数億円が開発費として、宮之内容疑者
が社長を務めるIT会社「フレパー・ネットワークス」(港区)
に渡ったという。
しかし、捜査関係者によると、フレパー社は仮想都市
の開発を千代田区の会社に丸投げ。数億円しか支払っ
ていないうえ、具体的な契約書はなく、基本合意がある
だけだったという。
宮之内容疑者は、毎日新聞の取材に「(千代田区の
会社への委託は)仮想都市の一部だけ。オースト
ラリアの会社からエンジニアを日本に呼んで開発している」
と話していた。仮想都市は「土地取引や広告収入で
必ずもうかる」とのふれこみだったが、09年10月の一部
開設時に土地取引などができる機能はなかった。県警は、
ビズ社とフレパー社について10年5月、特定商取引法
違反(不実告知)容疑で家宅捜索している。
【飼手勇介、平川昌範】
<仮想空間事件>開発費数億円のみ 受領は二十数億円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000116-mai-soci
2011年06月14日
詳しくは一番下の引用記事にありますが、
逮捕者が出ました。
ビズインターナショナルに続き、フレパー・
ネットワークス社にも捜査の手が及んでいたようです。
ビズインターナショナルがマルチ商法にてお金を
集め、そのお金を使ってIDR経由でフレパー・
ネットワークス社に仮想空間エクシングワールドを
依頼していました。
これまではフレパー・ネットワークス社は「違法な
勧誘でお金を集めていたのは知らなかった」と
いう言い分でマルチ商法関連の容疑は
逃れていたかと思いますが、
今回は一歩踏み込んでMITやフレパー・ネット
ワークス社に捜査が入っています。
以前は記事にもフレパー社の名前はほとんど出て
こなかっただけに今回はちょっとびっくりです。
警察がかなり頑張ったようです。
ただ、フレパー社はマルチ商法に加担して
いたわけではありませんのでマルチ商法
関連の法律で取り締まるわけにはいきませんし、
ほとんど進んでいないとは言え、エクシング
ワールドもちょっとは形を作っていますので
詐欺容疑(お金を出させるだけで何も作って
いない)での立件も難しい、ということでファンド
への投資に目を付けて金融商品取引法違反
(無登録営業)容疑ということになったのでは
ないかと思います。
ただ、金融商品取引法違反ということであれば
もっと早くに取り締まる必要があったのでは
ないかと。
あと、記事中にあるMITというのは私は詳しく
知らないのです(知っている方はコメント宜しくです)。
以下、記事全文です。
(毎日新聞 6月14日(火)11時15分配信)
インターネット上の仮想空間を巡り、マルチ商法
で会員から約100億円を集めたとされる「ビズ
インターナショナル」(さいたま市大宮区)の事件に
絡み、埼玉県警は14日、金融商品取引業の
登録がないのに、ビズ社の会員に金融商品を
販売したとして、投資会社「MIT」(東京都港区)の
社長の宮之内誠人容疑者(53)ら3人を金融商品
取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。
宮之内容疑者は、ビズ社から仮想空間の開発を
請け負っていた東京都港区のIT会社「フレパー・
ネットワークス」の社長も兼務している。県警は、
仮想空間の事業についても宮之内容疑者らの
関与を調べる方針。
捜査関係者によると、MITは、09年春、金融商品
取引業の登録がないのに、都内の金融商品取引
会社の名義を借り、ビズ社の会員から、仮想空間内で
使用するアイテムファンドへの出資を募ったとしている。
県警によると、MITは数千人から十数億円を集めたと
みられる。
仮想空間を巡っては、ビズ社が07年6月〜09年
10月、ネット上に三次元の仮想都市を構築し「日本
列島をそのまま再現」などのふれこみで事前会員を
募集。約2万6000人から計約100億円を集めたと
される。ビズ社はフレパー社に開発を委託したが、
仮想空間は現在も未完成のままとなっている。
【飼手勇介、田口雅士】
<仮想空間事件>3人を逮捕…金融商品無登録販売の疑い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000027-mai-soci
当ブログのビズインターナショナル関連の記事
http://blog.livedoor.jp/tmsnet/archives/cat_50036525.html